①カット打ち…トップからダウンスイングに移った時、強くたたこうとして上体がボール方向につっこみ、手元が体の前（頭の横）に出してしまいます。（写①）その位置からクラブを振り下ろすとカット軌道になりボールにスライス回転がかかります。やや左に飛び出した球が大きく右に曲がっていきます。スライスしないようにフェースを閉じるとひっかけて左に低い球が出ます。
②振りおくれ…ボールをすくい打とうとしたり、クラブを速く振ろうと手を使いすぎると手元が先行しすぎてクラブヘッドが遅れて戻ってきます。（写②）必然的にフェースが開いた状態でインパクトしてしまう為、いきなり右に飛びだした球がそのまま大きく右に逸れていきます。プッシュアウトしないように手を強く返す（こねる）とダックフックして左に曲がります。
①②両タイプとも手の力で強くスイングしようとするため、アドレス時とインパクト時の手元の位置が大きくずれています。これではまっすぐフェースを戻してインパクトする事が難しく、少しのタイミングのずれで結果が大きく変わることになります。繰り返しまっすぐボールを打つためには、正しい軌道（オンプレーン）でクラブを振ることが不可欠です。その上でヘッドスピードが上がり強くインパクト出来れば飛んで曲がらないスイングが完成します。
では自分のタイプを確認して次のドリルを順番に試して下さい。
写真①
写真②
